どうも、にゅーすばんくです。
最近はギガ放題など大容量の通信料プランを各社提供していますが、一方で格安SIMユーザーなど少ない通信料プランでやりくりしている方も多いでしょう。
iPhoneやAndroidなどスマホの通信制限を回避するためには、1ギガバイト(GB)の通信料で何にどれぐらい使えるかを把握しておくことが大切です。
「1ギガでYouTubeなど動画は何分観れるのか?」
「1ギガでインスタはどれぐらい使えるのか?」
「1ギガでLINEはどれぐらい使えるのか?」
などなど、この記事では「1ギガの通信料で出来ること・どれぐらい使えるのか」というテーマで徹底解説していきたいと思います。
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目次
1ギガでどれぐらい使えるかを動画で解説
ブログを読むのが面倒という方のために、この記事の内容を動画で解説しています。
iPhoneユーザーに役立つ動画を投稿していますので、ぜひぜひチャンネル登録もよろしくお願いします( ´∀`)
1ギガ(1GB)とは何?
1ギガの通信料でできることをご紹介する前に”1ギガバイド(GB)という単位“について簡単にご紹介しておきましょう。
ギガバイトとは情報の大きさを表す単位の1つで、”ギガ“と略されることも多いです。
ギガバイト(GB)以外にもメガバイト(MB)・キロバイト(KB)などの単位は存在し、1ギガバイトあたりのMB・KBの関係は以下のようになります。
- 1GB=1024MB
- 1GB=1048576KB
数字が細かいですが、ざっくり「1,000MB=1GB」「1,000,000KB=1GB」と理解していればOKです。
上記の「KB<MB<GB」の関係を簡単に頭に入れておくと、この後ご紹介する1ギガでできることがより理解しやすくなると思います。
スマホで通信量1ギガ(GB)でできること
さてさて、前置きが長くなりましたが1ギガの通信量でどれぐらいの事が出来るのか、動画やネット、メールなど目的別にご紹介していきたいと思います。
1ギガで動画は何分みれる?
最近はYouTubeなど動画を毎日観ている人も多いと思いますが、1ギガで動画は何分みれるのでしょうか?
動画の通信量はサービスやブラウザーによっても違いますが、平均して言えば高画質の動画で1ギガあたり60分〜90分間、中画質の動画で120分〜180分の動画を視聴することができます。。
もう少し具体的に説明すると、1ギガで視聴できる動画の時間は以下のとおりです。
画質 | 1GBで視聴できる時間 |
1080P | 60分 |
720P | 90分 |
480P | 120分 |
360P | 180分 |
240P | 300分 |
144P | 450分 |
上記の表をご覧いただくとわかると思いますが、同じ1ギガでも画質によって時間は大きくことなります。
Youtubeのアプリであれば歯車マークの設定から、お好みの画質に切り替えることができます。
最近は4Kにも対応した動画がYouTubeにもたくさん投稿されていますが、正直普通に動画をみるだけなら360Pや480Pもあれば充分すぎるほどです。
1080Pと360Pだと動画を視聴できる時間が3倍も違うので、Wi-Fiを使わず動画を観るときはできるだけ低画質に切り替えてから観るといいでしょう。
1ギガでWEBサイトは何回みれる?
閲覧するサイトやページによって必要な通信量は異なりますが、今回はわかりやすいように”Yahooのトップページ”を閲覧できる回数を例にご紹介したいと思います。
Yahooのトップページは画像や広告も結構使われているページですが、1回アクセスするのに必要な通信量はおよそ236KBだと言われています。
1ギガバイトはKBで表すと約1,000,000KBになりますので、Yahooのトップページは1ギガで4,338回の閲覧が可能になります。
もちろん広告量や画像数もそれぞれ異なるので、サイトやページによって必要な通信量が異なる点はご注意ください。
1ギガでメールはどれぐらい送受信できる?
メールに必要な通信量はテキストだけのメールなのか、画像ファイルを添付しているメールかでも大きく異なります。
内容 | 通信量/1通 | 1GBの送受信回数 |
メール(テキストのみ) | 5KB | 204,800回 |
メール(画像添付) | 500KB | 2,000回 |
300文字程度のメールを送信する場合は5KB程度なので、メール(テキストのみ)は1ギガで204,800回の送受信が可能になります。
画像を添付したメールは500KB程度なので、メール(画像添付あり)は1ギガで2,000回の送受信が可能になります。
1ギガでTikTokはどれぐらい使える?
若い子を中心に大人気の「TikTok」は、15秒~60秒程度のショート動画を投稿するSNSです。
TikTokは1分普通に見ていると9MBの通信量が必要で、利用時間と必要な通信量の関係は以下のようになります。
利用時間 | 通信量 |
1分 | 9MB |
5分 | 45MB |
60分 | 540MB |
120分 | 1.1GB |
1分で9MBを消費することになるので、TikTokは1ギガで約120分使用することが可能になります。
動画コンテンツが中心のSNSですので、Twitterなど他のSNSと比べても多くの通信量が必要です。
ついつい時間を忘れて色んな動画をみてしまうTikTokですが、気づいたら通信制限とならないようにご注意ください。
1ギガでインスタグラムはどれぐらい使える?
インスタグラムは画像を中心としたSNSですし、最近は動画投稿も多いので、SNSだからといって気にせず使っていると通信量もかなり増えてしまいます。
画像か動画かでも通信量は全然異なりますが、一般的にインスタグラムは1分で1MBの通信量を消費すると言われています。
利用時間 | 通信量 |
1分 | 1MB |
5分 | 5MB |
60分 | 60MB |
120分 | 100MB |
つまり、インスタグラムは1ギガで20時間みることができることが可能です。
もちろん動画中心にみていると通信量はさらに大きくなるので、時間を忘れてインスタばかりいないようにご注意ください
1ギガで地図アプリは何キロ移動できる?
Googleマップなどの地図アプリでは、およそ1kmの移動で0.1MBの通信料がかかると言われています。
1GBはおよそ1000MBなので、地図アプリは1ギガで約10,000km移動することが可能になります。
もちろん建物など情報が多い土地だと数値も変わってきますが、ナビアプリの通信量は思っていたよりかなり少ないと思います。
ちなみに使用するナビアプリによっても必要な通信量は異なります。
グーグルマップは地図画面がシンプルなのでナビアプリの中では比較的通信量が少なく、ヤフーカーナビなどは表示される情報も多いので通信量は多いです。
1ギガでLINEはどれぐらい使える?
LINEはテキストでのチャットを送受信するのに、1回あたり2KBの通信量を必要とします。
つまり、LINEのチャットは1ギガで約50万回のやりとりが可能ということです。
もちろんスタンプや画像・動画を送受信すると通信量も大きく、1ギガで送受信できる回数も変わるのでご注意ください。
1ギガでLINE通話は何分通話できる?
LINEなど通信を介して通話するインターネット電話は、1分間の通話で約0.3MBの通信量がかかります。
つまり、LINE通話は1ギガで約55時間(3,300分)の通話が可能ということです。
1日2時間のLINE通話で1カ月に1ギガを超えてしまうので、LINEは無料だからと長電話しないようにご注意ください。
1ギガでLINEのビデオ通話は何分通話できる?
LINE通話ではカメラの映像を映したビデオ電話も可能ですが、1分間のビデオ通話で5MBの通信量が必要です。
つまり、LINEのビデオ通話は1ギガで約3.3時間(198分)の通話が可能です。
音声のみのLINE通話の方がビデオ通話よりも10倍近く使えるので、通信量を節約したいときはビデオ通話は控えるようにしましょう。
1ギガでFaceTime(音声)は何分通話できる?
iPhoneの通話アプリ「FaceTime」の音声通話の場合、1分間で0.5MBの通信量を必要とします。
つまり、Face Timeの音声通話は1ギガで約34時間(2,040分)の通話が可能です。
1ギガでFaceTime(ビデオ)は何分通話できる?
iPhoneの通話アプリ「FaceTime」のビデオ通話の場合、1分間で2.5MBの通信量を必要とします。
つまり、Face Timeの音声通話は1ギガで約6.8時間(408分)の通話が可能です。
1ギガでSpotifyは何分聞ける?
音楽配信サービスのSpotifyは音質を4段階の中から変更することができます。(最高音質は有料会員のみ)
標準音質:96kbps
高音質:160kbps
最高音質:320kbps
音質別に必要な通信量と1ギガで聞ける時間の関係は、以下の通りです。
設定音質 | 通信量/1時間 | 1GBで聴ける時間 |
低音質 | 10.8MB | 95時間(5,688分) |
標準音質 | 43.2MB | 24時間(1,422分) |
高音質 | 72MB | 14時間(840分) |
最高音質 | 144MB | 7時間(420分) |
つまり、Spotifyは1ギガあたり7時間~95時間ほど再生することが可能です。
1ギガでLINE Musicは何分聞ける?
LINE Musicも低音質・中音質・高音質と、3段階の音質から設定することができます。
中音質:192kbps
高音質:320kbp
音質別に必要な通信量と1ギガで聞ける時間の関係は、以下の通りです。
設定音質 | 通信量/1時間 | 1GBで聴ける時間 |
低音質 | 28.8MB | 36時間(2,160分) |
標準音質 | 86.4MB | 12時間(720分) |
高音質 | 144MB | 7時間(420分) |
つまり、LINE Musicは1ギガあたり7時間~36時間ほど再生することが可能です。
1ギガバイトの通信量でできることまとめ
上記で解説した1ギガあたりでできることを、用途別にまとめると以下の通りです。
用途 | 1ギガでできること |
動画視聴 | 60分(1080P)~450分(144P) |
メール送受信 | 204,800回 |
Tik Tok | 2時間 |
20時間 | |
地図アプリ | 10,000km |
LINE | 50万回 |
LINE通話 | 55時間 |
LINEビデオ通話 | 3.3時間 |
Facetime(音声) | 34時間 |
Facetime(ビデオ) | 6.8時間 |
Spotify | 7~95時間 |
LINE MUSIC | 7~36時間 |
iPhoneで通信量の消費が大きいアプリを特定する方法
iPhoneでは設定アプリからアプリ毎の通信量を確認できるので、どのアプリが通信量をたくさん消費しているかを特定することができます。
設定アプリから「モバイル通信」をタップすると、アプリ別に利用したデータ量を確認することが可能です。
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ここに表示されているデータ量は過去からの蓄積されたデータなので、画面下の「統計情報のリセット」を押すことで初期化することができます。
通信量をやりくるするコツは、何がどれぐらい消費しているかをしっかりと把握することからです。
使ってもいないのにバックグラウンド更新で通信量を消費しているアプリもあるので、上記機能を参考にしてiPhone内にあるアプリを整理してみてもいいでしょう。
最後に
今回の記事では、1ギガの通信量でスマホで出来ることをまとめてみました。
最近は格安SIMユーザーも増えてきていて、少ないパケットで1ヶ月をやりくりしている人も多いと思います。
通信制限にかかったらストレスが尋常ではないので、1ギガあたりで出来ることをしっかりと理解して通信量を上手にやりくりしましょう!
以上、最後まで読んでいただき感謝!感謝!