iPhoneのFace ID(顔認証)の設定方法と使い方!パスコードの解除・アプリのインストール・Apple Payでの支払いなど

iPhoneでFace IDの設定・使い方

どうも、にゅーすばんくです。

iPhoneX・iPhone11・iPhone12などホームボタンのないモデルには、顔認証機能の「Face ID」が搭載されています。

Face IDを設定することで自分の顔がパスコードの代わりになり、カメラで自分の顔を認識させることでロックの解除やApple Payでの支払いをパスコードなしで操作することが可能です。

この記事ではiPhoneのFace IDの設定方法や使い方について、詳しく解説をしていきたいと思います。

目次

iPhoneのFace IDとは

ホームボタンのないiPhoneに搭載されるFace IDとは、登録した自分自身の顔をパスコードの代わりとして使うことができる機能です。

ホームボタンのあるiPhoneでは「Touch ID」という指紋認証機能が使われていましたが、ホームボタンが撤廃されたiPhoneXからは「Face ID」が主流になっています。

関連:iPhoneのTouch ID(指紋認証)の設定方法と使い方

AppleはこのFace IDのテクノロジーについて「Apple がこれまでに開発した中でも一二を争う最先端のハードウェア/ソフトウェア」と語っており、メイクや髭を剃るなどの外見の変化にもFace IDは対応しています。

メークを変えた、髭を生やした、といった外見の変化も Face ID は自動的に認識します。顔いっぱいに生えていた髭を剃ったなど、外見が大幅に変わった場合は、パスコードで本人確認をしてから顔のデータを更新します。帽子をかぶったり、スカーフを巻いたり、メガネをかけたり、コンタクトレンズをしたり、サングラスをかけたりしても、Face ID は機能するようになっています。さらに、屋内でも屋外でも、たとえ真っ暗な中でも使えます。

出典:先進の Face ID テクノロジーについて

面倒なパスコードロックの解除や、アプリを購入するときのパスワード入力も、Face IDを設定していればiPhoneのインカメラに顔を認識させるだけでいいのです。

Face IDに対応するiPhone

iPhoneX以降のモデルはホームボタンがないiPhoneが主流であり、以下のモデルがFace IDに対応しています。

Face IDに対応するiPhone

  • iPhone 12 mini
  • iPhone 12
  • iPhone 12 Pro
  • iPhone 12 Pro Max
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone XR
  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone X

iPhoneでFace IDの設定方法

ここではFace IDに容姿を登録する方法や、もう1つの容姿を登録する方法など、Face IDの設定方法について解説をしていきます。

Face IDに容姿を登録する

iPhoneでFace IDに容姿を登録する方法を解説していきます。

まずFace IDを使うための前提として、iPhoneにパスコードロックをかけておく必要があります。

iPhoneにパスコードを設定する方法については、こちらの「iPhoneでパスコードを設定・変更・削除する方法」を参考にしてください。

Face IDに容姿を追加するには、設定アプリから「Face IDとパスコード」をタップし、「Face IDをセットアップ」をタップします。

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容姿を登録するための画面に切り替わりますので、ガイドに従って指紋を認識させていけば完了です。

もし頭や首の動きに不自由がありうまく動かせない場合は、「アクセシビリティオプション」をタップしてください。

アクセシビリティオプションをオンにすることで、顔や首を動かさないでもFace IDに容姿の登録が可能になります。

Face IDにもう1つの容姿を追加する

Face IDには1つの容姿だけでなく、最大で2つの容姿を登録することが可能です。

例えば女性であればすっぴんと化粧後の顔を登録することで、どちらの顔でもFace IDを正しく機能させることができるでしょう。

Face IDにもう1つの容姿を追加する手順は、上記同様に設定アプリの「Face IDとパスコード」→「もう1つの容姿を設定」から追加可能です。

iPhoneのFace IDの使い方

Face IDを設定したiPhoneでは、登録した容姿をパスワードの代わりとして使うことができます。

つまり、ロックを解除するときのパスコードや、アプリをダウンロードするときのパスワード、Apple Payで支払うときのパスワードなど、これらの場面で面倒なパスワードの入力が不要になるのです。

面倒だったパスワードの入力が、Face IDであればインカメラに顔を認識させるだけでいいのです!

ここからはFace IDの使い方について詳しくご紹介していきます。

iPhoneのFace IDでパスコードを解除する

Face IDを使う頻度が一番高いのが、iPhoneに設定しているパスコードロックを解除するときでしょう。

パスコードロックをFace IDで解除するには、設定アプリの「Face IDとパスコード」から「iPhoneのロックを解除」のラベルをオンにしておきましょう。

iPhoneのFace IDでアプリをインストールする

App Storeでアプリをインストールしたり、iTunes Soreで音楽をダウンロードするときも、Face IDを設定しておけば面倒なパスワードの入力が必要なくなります。

Face IDをApp StoreやiTunes Storeで使うには、設定アプリの「Face IDとパスコード」から「iTunes StoreとApp Store」のラベルをオンにしておきましょう。

App StoreやiTunes Sotreではじめて購入するときはパスワードの入力が求められますが、次回以降はFace IDを利用することができます。

iPhoneのFace IDでApple  Payで支払う

Apple PayにクレジットカードやSuicaなどのICカードを登録することで、店頭やSafariでApple Pay経由で買い物をすることができます。

このApple PayにもTouch IDは対応しており、設定することで指紋認証だけでApple Payを使うことができるようになります。

Apple Payでface IDを使うには、設定アプリの「Face IDとパスコード」から「Apple Pay」のラベルをオンにしておきましょう。

SafariでWEBサイトへのログイン時にFace IDを使う

SafariでWEBサイトにログインするときのパスワード入力も、Face IDに置き替えることが可能です。

WEBサイトのパスワードをFace IDで自動入力するために、以下の設定が必要です。

設定アプリから「パスワード」をタップし、「パスワードの自動入力」のラベルをオンにしておきます。

続いて、設定アプリの「Face IDとパスコード」から「パスワードの自動入力」のラベルをオンにすれば設定完了です。

初回のログイン時はパスワードの手入力が必要ですが、次回以降はFace IDでパスワードの自動入力が可能です。

LINEなどサードパーティー製のアプリでFace IDを使う

Appl純正以外のサードパーティー製のアプリでも、アプリを開いたりログインするのにFace IDを使うことが可能です。

メッセージアプリのLINEを例にすると、LINEを開くために設定しているパスコードロックを、Face IDで解除できるように設定することができます。

LINEアプリの設定画面から、「プライバシー管理」をタップして「Face ID」のラベルをオンにすれば完了です。

Face IDの注視する設定を変更する

Face IDの設定画面には、「Face IDを使用するには注視が必要」という項目があります。

これは目を開いた状態で画面をみたときのみFace IDを利用できるようにする設定で、デフォルトではセキュリティを高くするためにもオンになっています。

一方で視覚障害などで目が開くことができない場合、こちらの設定をオフにしておくといいでしょう。

また、寝起きなどFace IDがうまく認識されないという場合も、こちらの「注視が必要」をオフにすることで認識されやすくなります。

iPhoneでFace IDをオフにする

とっても便利なFace IDですが、「寝起きにうまく反応しない」「マスクをつけていると反応しない」など、一度設定したFace IDをオフにしたい方もいるでしょう。

iPhoneでFace IDの全機能をオフにしたい場合、設定アプリから「Face IDとパスコード」をタップし、「Face IDをリセット」するだけです。

Face IDの特定の機能のみをオフにする

アプリの購入やパスコードの解除など、Face IDの特定の機能のみをオフにすることも可能です。

設定アプリから「Face IDとパスコード」をタップし、無効にしたい機能のラベルをオフにするだけです。

Face IDのパスコード解除を一時的にオフにする

第三者から就寝時などにFace IDでパスコードロックを解除されるのを防ぐため、Face IDでのパスコードロックの解除を一時的にだけオフにすることも可能です。

以下の手順でiPhoneをロックした場合、Face IDでのパスコードロックが一時的にできなくなります。

iPhoneの「サイドボタン」と「音量ボタン(上・下どちらでも可)」を同時に長押しすると、電源をオフにするためのスライドバーが表示されます。

スライドバーが表示されたら、「サイドボタン」を押して画面をロックします。

以上の手順でかけたロックは、Face IDでは解除できなくなりパスコードを手入力しなくてはいけなくなります。

マスクを着けたままFace IDを利用する裏技

本来であればFace IDはマスクに対応しておらず、Face IDを使うためにはマスクを外したりずらさなくてはいけません。

新型コロナでマスクが当たり前になった今の時代、Face IDを使うたびにマスクを外すのは正直かなりめんどうですよね・・・。

通常はFace IDはマスクに対応していませんが、ある裏技を使えばマスクを着けたままFace IDを利用することができるようになります。

詳しい手順はこちらの「iPhoneでマスクをつけたままFace IDを使う裏技」で解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

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