秋と言えば秋刀魚の美味しい季節、値段も安いのに美味しい秋刀魚は今の季節にピッタリですね。
今がまさに旬ということもあり、秋刀魚を食べる機会が増えた方も多いのではないでしょうか?
油ののった秋刀魚と飲むビールはもう格別ですよね!!
秋刀魚の中にある鱗や寄生虫
秋刀魚の内臓から鱗
そんな秋刀魚を食べていると、たまにはらわたと呼ばれる内臓部分から魚の鱗(うろこ)が出てくることがあります。
これは捕獲する際に大量の秋刀魚通しがぶつかりあうことで鱗がはがれ、その鱗を飲み込んでしまうことが原因です。
秋刀魚の捕獲は群を狙い網を使って一度に大量にすくいあげるため、網の中では大量のサンマが擦れ合ってしまいます。
さらにもともと秋刀魚は非常に鱗がとれやすい魚ということもあり、捕獲の際にほとんどの鱗が剥がれてしまうようです。
さらに秋刀魚以外の鱗が入っていることもあります。
これは秋刀魚が食べた魚の鱗が内臓に残っていたことが原因で、鱗以外でも秋刀魚が食べたものが出てくることも多いようです。
中にはタバコやドングリが内臓から出てきたなんて話もあるようですよ・・・( ゚Д゚)
白いミミズのような寄生虫
秋刀魚を捌いていると内臓部分から、白いミミズのような糸状のものが出てくることもあります。
実はこれ寄生虫の一種で、秋刀魚に多いのがアニサキスといった寄生虫です。
このアニサキスは魚に寄生することが多く、口にすると激しい腹痛と嘔吐を引き起こす非常に恐ろしい寄生虫なのです。
加熱か冷凍することでアニサキスは死滅させることができるので、秋刀魚の場合気を付けるのは刺身で食べるときですね。
多くはアニサキスは内臓に寄生するので、内臓を除いて刺身にするのであれば問題はないと思います。
ただ内臓以外には寄生しないというわけではありません。
なので肉でも魚でもそうですが、生で食べるのはリスクがあると思っておいたほうがいいでしょう。
最後に
秋ということもあり、旬のサンマついての記事を書いてみました。
秋刀魚は売られているときには鱗もないですし、内臓も食べれるので調理が簡単なのがいいですよね。
ただ秋刀魚の中には鱗や寄生虫がいる可能性もありますので、食す際は十分にお気をつけて召し上がってくださいね(‘ω’)