どうも、にゅーすばんくです。
気づいておらず知らない方も多いですが、実はiOS11からコントロールセンターでWi-Fiをオフにすることが出来ない仕様に変更されています。
正しくはオフにすること自体はできるのですが、一時的にWi-Fiを解除するだけで、完全にWi-Fiとの接続をオフにすることができないように変更されています。
そこで今日は「変更されたコントロールセンターからのWi-Fi設定の仕様」について、何がどう変わったのか、Wi-Fiを完全に解除する方法など、わかりやすく解説していきたいと思います。
目次
コントロールセンターからWi-Fiはオフにできない
iOS11でWi-Fiの仕様が一部変更されました。
コントロールセンターからWi-Fiの接続を解除した場合、一時的にWi-Fiとの接続を解除するだけで、完全にWi-Fiをオフにすることが出来ない仕様に変更されています。
関連:【iOS13】iPhoneのコントロールセンターからWi-Fi・Bluetoothの選択・切替が可能に!やり方を解説します
一時的にオフになったWi-Fiが自動で再接続される条件
一時的にWi-Fiとの接続を解除しているだけなので、一定の条件を満たすと自動でWi-Fiに再接続される仕様となっています。
この新しい仕様についてAppleの公式ヘルプを確認すると、以下のような場合にWi-Fiが自動で接続されるようです。
Wi-Fi が無効な間は、近くにある Wi-Fi ネットワークへの自動接続も、以下の状況になるまで無効になります。
- コントロールセンターで Wi-Fi をオンにする
- 「設定」→「Wi-Fi」で Wi-Fi ネットワークに接続する
- 新しい場所に徒歩や車で移動する
- 現地時刻の午前 5 時になる
- デバイスを再起動する
Appleのヘルプには上記が書かれていますが、他にも「機内モードをオンにしたとき」も同様、Wi-Fiに自動で再接続される仕様になっています。
コントロールセンターからWi-Fiを解除したとき、自動で再接続される条件をまとめると以下のようになります。
- iPhoneの再起動したとき
- iPhoneを強制終了したとき
- iPhoneの機内モードをオフにしたとき
- 午前5時をすぎる
- 新しい場所に徒歩や車で移動する
iPhoneのWi-Fi接続を完全にオフにする方法
コントロールセンターからだとWi-Fiを一時的にしかオフにできないので、完全にWi-Fiとの接続を解除する場合は以下の設定が必要です。
まず設定アプリを開き「Wi-Fi」を選択し、接続を「オフ」に変更すればWi-Fiをオフにする設定は完了です。
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「明日まで近くのWi-Fiの接続を解除します」
ちなみにiOS11.2からコントロールセンターからWi-Fiを解除した時に、「明日まで近くのWi-Fiの接続を解除します」というメッセージが表示されるようになっています。
要はこれまで分かりづらかったiOS11で変更された仕様を、文字でわかりやすく説明されるようになったというわけです。
またWi-Fiを完全オフの状態と区別するために、コントロールセンターのWi-Fiマークが一時的にオフな状態だと白く表示されるようにも変更されています。
詳しくはこちらの「iPhoneで「明日まで近くのWi-Fiとの接続を解除します」の意味と正しいWi-Fiの解除方法」で解説しているので合わせてご覧ください。
Bluetoothも同様コントロールセンターからは解除できない
ちなみにWi-Fiと同様、BluetoothもiOS11からはコントロールセンターで接続をオフにすることができなくなっています。
コントロールセンターからの操作はあくまで一時的にオフにしているだけで、iOS11.2以降は「明日までBluetoothアクセサリとの接続を解除します」というメッセージが表示されるようになっています。
Bluetoothを完全に接続オフにする方法
コントロールセンターからはBluetoothも一時的にオフにしかできないので、Bluetoothを完全に接続を解除するには以下の設定が必要です。
設定アプリを開き「Bluetooth」を選択し、接続を「オフ」にすることで接続を解除することが出来ます。
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Wi-Fiの不具合が出たときの対処法
ちなみにiPhoneってWi-Fiとの相性が悪いのか、Wi-Fi関連の不具合が非常に多く、新しいiOSがリリースされると必ずと言っていいほどWi-Fiの不具合が報告されています。
もしお使いのiPhoneがWi-Fiが遅い、Wi-Fiが途切れるなどでお困りの方は、こちらの「【iPhone】Wi-Fiが繋がらない・遅いを解決!公式の対処法をまとめてみた」に対処法をまとめているので合わせて参考にしていただけたらと思います。
最後に
iOS11で変更されたWi-Fiの接続設定の仕様についてご紹介しましたが、正直これ何のための変更なのか分からないし、個人的には元の仕様に戻して欲しいです。
Wi-FiやBluetoothって接続しているだけでも電池を消耗するので、コントロールセンターから簡単にオン・オフを切り替えられるのはかなり便利だったんですけどね。
※電池節約術についてはこちらの「電池の減りを抑えるバッテリー節約術まとめ!設定の見直しで電池持ちは大きく変わる!」をどうぞ
以上、iPhoneでWi-Fiがコントロールセンターからオフにできない問題についてでした。
最後まで読んでいただき感謝!感謝!