どうも、にゅーすばんくです。
今回レビューするのはTelcastのM16というタブレット!
Teclast M16は11.6インチの大画面でありながら1万円代で購入でき、専用キーボードを使えば2-in-1 PCとしても使うことができるAndroid搭載のタブレットです。
安くて大画面のタブレットを探している人にとっては気になる商品だと思うので、Teclast M16の良いところ・悪いところを本音レビューしてきたいと思います。
目次
Teclast M16のスペックまとめ
Teclast M16のスペックをご紹介します。
画面サイズ | 11.6インチ |
OS | Android8.0 |
解像度 | 1920×1080 |
CPU | MTK Helio X27(MT6797) |
GPU | ARM Mali-T880 MP4 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
通信機能 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac・Bluetooth 4.0・LTE |
カメラ | 前:800万画素/後:200万画素 |
インターフェイス | USB Type-C/MicroHDMI/SIM/MicroSD/イヤホンジャック |
バッテリー | 7500mAh(最大8時間) |
サイズ | 174x277x8mm |
重さ | 727g |
日本語 | 対応 |
Teclast M16の位置づけ
Teclastのタブレットは廉価モデルのPシリーズ・中間モデルのMシリーズ・ハイエンドモデルのXシリーズと、大きく3つのシリーズで展開されています。
今回のM16は中間シリーズにあたるMシリーズで、Mシリーズの中のエントリーモデルという位置づけになります。
Teclast M16の開封の儀
Teclast M16の開封の儀ということで、付属品などご紹介していきましょう。
パッケージは白とオレンジを基調にしたデザインでオシャレです。
外箱を開けると本体がドーンと登場!(タブレット本体は後ほど詳しく・・・)
タブレット本体以外には、付属品として充電ケーブル・充電プラグ・カードピン・説明書が入っています。
充電ケーブルはUSB to TypeCとなっています。電源プラグは中国規格なので日本のコンセントでも使えるように別途変換プラグが必要です。
M16はSIMカードをさすことができるので、挿入口を開くための専用ピンが同梱されています。
取扱説明書は多言語対応で日本語での記載もされています。
ちなみに今回は専用キーボード付のモデルを選んだので、本体とは別に専用キーボードも同梱されていました。
まるでゲーセンの景品のようなパッケージです・・・。
キーボードについて後ほど詳しくレビューしたいと思います!
Teclast M16の外観レビュー
続いて、Teclast M16の外観レビューをしていきます。
本体の画面側のデザインは値段の割には高級感もあっていい感じです。公式サイトの画像よりもベゼルは太いですが気になるレベルではないです。(中華タブレットはどのメーカーもベゼル部分を加工で細くしがちです・・・)
裏面にはTeclastのロゴが印字されており、黒基調のシックなデザインとなっています。
光沢処理されておらず少しマッドな素材なので、指紋が目立たずにいいなと思いました。
サイド部分には各端子やスイッチ類が搭載されています。スイッチ類もかなりしっかりとした作りとなっています。
充電用のTypeC端子の他にHDMIポートがついているので、外部ディスプレイに接続することも可能です。
外枠部分にはメッキが施されているため高級感もあってGoodです!
Teclast M16の専用キーボードのレビュー
続いてM16専用のキーボードですが、このキーボード想像以上にいいです。
本体にセットするとこんな感じです。
背面部分にあたるところを折り畳んでスタンドにすることができます。
キーは深くタイピンしやすく、タブレットの専用キーボードによくある薄いベコベコしたものではありません。
タッチパッドの部分も大きくて非常に使いやすいです。
キーボード上にはショートカットキーが搭載されていて、明るさの調整・コピー&ペースト・切り取り・音量調節・音楽コントロール・メールを開くなどの動作がボタン1つでできちゃいます。
キー配置は若干の違和感こそありますが、慣れてしまえば気になるレベルではありません。
ただEnterがとても小さくて押し間違いが多くなってしまう点は気になりました。まぁこれも慣れの問題かもしれませんが。
キーボードで閉じると本体のカバーにもなるので使い勝手もいいですよ。
Teclast M16の動作性能レビュー
ここからはTeclast M16の動作性能についてレビューしていきたいと思います。
Teclast M16のベンチマークスコア
Teclast M16のCPUはMediaTek製のHelio X27(MT6797)が搭載されています。Helio X27は2016年に登場したCPUで、当時はハイエンドモデルという位置づけて、高価格のスマートフォンを中心に搭載されていました。
Antutuのベンチマークスコアでいくと8万後半ぐらいの結果となっています。
8万後半といったスコアは最近の中華タブレットの中ではエントリーモデルよりは高く、中の下というレベルとなっています。
スペック的には動画編集など不可の高い動作は非常に厳しいですが、動画をみたりブログなどテキストを入力するといった用途であれば十分な性能となっています。
タッチ動作は必要十分
ひと昔前の中華タブレットはタッチ操作もカクカクして使えたものではなかったですが、Teclast M16のタッチ操作は普通に使えるレベルです。
もちろんiPadみたいにヌルヌル動くとまではいかないので、お絵かきアプリなどはにはあまり向かないと思います。
ただネットサーフィンをしたり動画を見たり電子書籍を読む程度の使い方であれば、必要十分で不満に感じることは特にありません。
ネットサーフィンや動画視聴はサクサク動く
ネットサーフィンやYouTubeなどの動画視聴は、何の問題なくサクサク動いてくれました。
ブラウザでタブを複数開いても固まることもないので、ネットサーフィンや動画をみるのが目的なら充分すぎるほど快適です。
ブログの執筆もらくらく
この記事はTeclast M16を使って書いているのですが、テキスト中心のブログ執筆ぐらいなら何の問題もないですね。
画像編集なども問題なくできたので、ブログ運営のサブ機としても十分に使えるなと思いました。
ゲームはできるけど重い3Dゲームはカクツク
Teclast M16ではARM Mali-T880 MP4というGPUを搭載しており、リアルな3Dゲームで遊ぶには少し厳しいレベルのスペックです。
PUBGをインストールして遊んでみましたが、画面がかくついてお世辞にも快適に遊べるとは言えません。
ただし、重い3Dゲーム以外であれば問題なく遊ぶことができました。大画面なのでゲームもやりやすい。

Teclast M16のレビュー:ここが良い
Teclast M16の本音レビューということで、ここが良いというポイントをご紹介します。
- 11.6インチの大画面はネットサーフィンや動画で快適
- キーボードが値段の割に使いやすい
- 横長画面で画面分割がしやすい
- 5.0GHzのWi-Fiに対応
11.6インチの大画面はネットサーフィンや動画で快適
Teclast M16の売りはやはり11.6インチの大画面だと思いますが、使ってみてこの11.6インチというサイズが非常に絶妙でいいなと思いました。
もちろんメインPCとして使うのであれば物足りないですが、あくまで大きなタブレットとしてはちょどいいサイズなんです。
タブレットって動画を観たり電子書籍を読んだりが主な用途になると思いますが、大画面だと動画や電子書籍も見やすくてかなり快適です。
安価なタブレットなのでスペック的にはけして高性能ではないですが、上記のような用途であればサクサク動くので問題もありません。
キーボードが値段の割に使いやすい
今回は専用キーボード付のモデルを選びましたが、このM16専用のキーボードがかなり使いやすくて気に入っています。
こういう安いタブレットのキーボードって入力時にペコペコするものが多い中で、入打感もしっかりとあってタイピングもしやすいです。
タッチパッドの部分も大きくて操作しやすいですし、サブPCとしての使用も検討している人はセットで購入するのがおすすめです。
横長画面で画面分割がしやすい
Teclast M16は16:9の横長タイプで画面サイズも11.6インチとタブレットの中では大きいので、画面分割での作業がiPadとかと比べてもしやすいなと思いました。
もちろん横長の画面は画面分割が使いやすいという嬉しさの反面、縦が短いので1画面での表示エリアは狭くなります。
ただ縦画面への切替にも対応しているので、縦に長いサイトや資料をみるときは縦持ちにすれば問題ないと思います。
最近は3:4など縦に長いタイプのタブレットやPCも多いですが、画面分割をよく使う方にはM16は使いやすくておすすめですよ。
5.0GHzのWi-Fiに対応
Teclast M16はこの価格帯のタブレットには珍しく、2.4GHzと5.0GHzと両バンドに対応しています。
5.0GHzは2.4GHzに比べ障害物の影響を受けやすいというデメリットはありますが、より高速通信ができるというメリットがあります。
この価格帯のタブレットで5GHzに対応しているのは珍しいので、この点はかなり嬉しいポイントだと思います。
Teclast M16のレビュー:ここが残念
Teclast M16の本音レビューということで、ここが残念というポイントをご紹介します。
- キーボードをつけるとそこそこ重い
- 搭載OSがAndroid8.0
キーボードをつけるとそこそこ重い
11.6インチということもあって、タブレットとしてはそこそこ重いです。
キーボードを付けた状態の重さは1kg以上あるので、軽いノートパソコンぐらいの重さはあります。
画面も大きいので仕方ない部分もありますが、小さなタブレットに慣れている人からするとM16は少し重く感じるかもしれません。
搭載OSがAndroid8.0
Teclast M16のOSはAndro8.0と少し古いバージョンが搭載されています。
Android8.0って2017年にリリースされたバージョンで、2020年の現在はAndroid10.0まで進化しています。
古いOSが搭載されていることに若干の残念感はありますが、Android8.0って評判も良くて安定してるバージョンなので普通に使う分には問題ないと思います。
Teclast M16のレビュー総論
本音レビューと言うことで良いところ・悪いところを正直に書いてみましたが、Teclast M16は総じて言えば非常にコスパの高い大画面タブレットだと思いました。
もちろん高性能なタブレットと比べると劣る部分はたくさんありますが、キーボード付で1万円台で購入できることを考えるとコストパフォーマンスはかなり高いです。
安くて大画面のタブレットを探している方にとっては、M16はとてもおすすめできるタブレットだと思います。
Telcast M16のお得なクーポン
TelcastのM16はAmazonや楽天でも売っていますが、Bangoodという中国のガジェットが集まるECサイトで購入した方がかなり安いです。
さらにBangoodで使える当サイト限定のクーポンも用意しました
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