どうも、にゅーすばんくです。
iPhoneを使っているとiPhone本体が発熱し、ホッカイロのように熱々になってしまうことがありますよね。
iPhoneを管理する適切な温度は0〜35度と言われてますが、たまに故障かな?ってぐらい高温になることがあります。
パソコンだと熱を逃すためのファンがついていたりもするように、iPhone本体が高温になっているのはあまり良い状態とは言えません。
そこでこの記事では、iPhoneが熱く発熱する原因と、熱くなったときの対処法について、詳しく解説をしていきたいと思います。
目次
iPhoneが熱くなってしまう原因
iPhoneで高グラフィックのゲームなどを長時間していると、火傷してしまいそうなぐらい本体が熱くなることがあります。
iPhoneもパソコンなどと同じように、ゲームなど重い動作を行うとCPUに負担がかかり熱を発します。
ゲームの他にも様々な状況でiPhoneは熱くなり、AppleはiPhoneが熱くなる原因として以下のような状況を紹介しています。
- デバイスをはじめて設定するとき
- バックアップから復元するとき
- App でインデックスが再作成されたりデータが再分析されているとき (ソフトウェアアップデート後に、写真 App で顔、撮影地、キーワードのタグ付けが行われているときなど)
- グラフィックスを多用した App や機能、拡張現実に対応した App や機能を使用するとき
- 暑い日にデバイスを車内に置いたままにする。
- デバイスを長時間直射日光にさらす。
- 暑い場所や直射日光下で、車内で GPS トラッキングやナビゲーションを行ったり、グラフィックを多用するゲームをプレイしたり、拡張現実対応の App を使ったりなど、長時間にわたって特定の機能を使う。
出典:Apple
要はCPUに負荷がかかる重い動作をしたときや、直射日光が当たる場所や気温が高い場所に置いているとき、iPhoneは発熱して高温になってしまうということです。
iPhone7が熱くなるとの報告が多数あり
iPhoneが熱くなるのはモデルに関係なく共通することですが、その中でもiPhone7が熱くなるという報告が多数よせられています。
iPhone7から防水機能が搭載されましたが、それにより小さな隙間がすべて埋められ、熱が逃げにくくなったからだ言われています。
また、iPhone7以降はゲームなどもどんどんリアルになっていて、iPhoneにかかる負荷が大きくなっていることも、iPhone7が熱くなると言われる原因の1つでしょう。
iPhoneが熱くなると起きる不具合
一定温度以上に熱くなったiPhoneは内部のコンポーネントを保護するため、自動で正常の温度に戻そうと一部機能を制限したりします。
熱くなったiPhoneが温度を戻そうとするとき、iPhoneには以下のような現象が起きる場合があるとAppleは発表しています。
- 充電が遅くなる、停止する。
- ディスプレイが暗くなる、またはディスプレイに何も表示されなくなる。
- 携帯電話無線が低電力モードになる。この間、電波が弱くなることがあります。
- カメラのフラッシュが一時的に無効になる。
- グラフィックを多用する App や機能、拡張現実対応の App や機能でパフォーマンスが低下する。
出典:Apple
最後の行にパフォーマンスが低下するとありますが、具体的には動作がもっさりと遅くなったり、アプリが突然おちたりするような症状になります。
iPhoneが高音になりすぎると警告が表示される
ちなみにiPhoneの温度が高音になりすぎた場合、「高音注意」という警告が表示され、緊急電話以外のiPhoneの機能が使えなくなってしまいます。
もしこの警告が表示された場合は、iPhoneの電源を切って涼しい場所に置いて放熱してあげましょう。
熱くなったiPhoneを冷ます効果的な方法
iPhoneが高温になるとパフォーマンスが低下するなどの症状があるので、熱を冷ましてクールダウンさせるのがおすすめです。
そこでここからは、熱くなったiPhoneを冷ます効果的な方法として、正しいクールダウンのやり方についてご紹介していきたいと思います。
バックグラウンドからアプリを終了させる
発熱しているiPhoneの熱を冷ますには、バックグラウンドから全てのアプリを終了してiPhoneの動作を落ち着かせてあげることが効果的です。
バッググラウンドからアプリを終了するには、開いているアプリ一覧から終了したいアプリを上にスワイプするだけです。
iPhoneのケースを外して熱を逃しやすくする
iPhoneケースをつけていると熱がたまりやすくなるので、ケースを外して少しでも熱を逃しやすくしてあげましょう。
直射日光を避けた涼しい場所に置く
iPhoneに熱がこもって熱くなったときは、直射日光を避けた涼しい場所に置くことで効果的にクールダウンすることができます。
充電を一時的にやめる
充電をしながらiPhoneを使っていると、iPhoneが発熱してかなりの高温になることがあります。
もしiPhoneを充電中に本体が熱すぎると感じた場合、いったん充電は中止して熱を冷ましてあげるといいでしょう。
機内モードをオンにするとより効果的
iPhone本体の熱を冷ますには、余計な通信をシャットダウンするのも効果的です。
機内モードをオンにすれば、キャリア回線やWi-Fi回線を一発でオフにすることができます。
関連:iPhoneの機内モードを徹底解説!着信や緊急地震速報は通知される?Wi-Fiは使える?
iPhoneが熱くなったとき冷蔵庫に入れるのは効果的?
よくiPhoneが熱くなったときの対処法として、熱くなったiPhoneを冷蔵庫に入れると効果的だと言われています。
しかし、熱くなったiPhoneを急激に冷ます行為は絶対にやってはいけないNG行為です。
熱を持ったiPhoneの温度を急激に下げると、iPhone本体に結露が発生してしまい、水没による故障の原因につながります。
そのためiPhoneを冷蔵庫に入れたりするのはNGで、涼い場所に置いてゆっくりと熱を冷ますようにしましょう。
iPhoneが熱くなるのは不具合や故障の可能性もあり
iPhoneが発熱して熱くなってしまったとき、対処法としては熱がおさまるまで放置するだけで基本はOKです。
ただし、iPhoneが発熱する原因が、iOSの不具合やiPhoneの故障である可能性もあります。
例えば、以下のような原因が考えられます。
- バッテリーが劣化している
- iOSの不具合
- iPhoneの初期不良
iPhone本体が熱くなるのはバッテリーの劣化が原因
iPhoneが熱くなってしまう原因として多いのが、iPhone本体に搭載されているバッテリーが劣化していることです。
バッテリーが劣化したiPhoneは発熱を起こす意外にも、画面の明るさが突然暗くなったり、動きがカクカクになったりします。
関連:バッテリーが劣化したiPhoneは性能がダウンする?画面が勝手に暗くなったり動作がカクつく原因はパフォーマンス制御にあり
バッテリーが劣化しているかどうかは、iPhoneの設定アプリから簡単に調べることが可能です。
設定アプリの「バッテリー」の項目をタップし、「バッテリーの状態」をタップするだけです。
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より詳しい説明は、こちらの「iPhoneのバッテリー診断の方法を解説!バッテリーの劣化状態を確認しよう!交換の目安は何%?」を参考にしてください。
もしバッテリーが消耗していると判断されたら、バッテリーの交換修理に出すことをおすすめします。
バッテリーの交換はAppleに修理を出す以外にも、専用の交換キットを使って自分で修理することも可能です。
iPhoneのバッテリーを交換する方法については、こちらの「iPhoneのバッテリーを交換する費用・方法まとめ」で解説しているので合わせてどうぞ。
最後に
この記事はiPhoneを使って書いていたのですが、書いている今もまさにiPhoneが熱々になっています笑
iPhoneが熱くなると一部の機能が制限されたりもするので、ぜひ今回ご紹介したクールダウンを試してみてくださいね。
以上、iPhoneが熱くなる原因と熱を冷ます方法でした。
最後まで読んでいただき、感謝!感謝!